アカウンティングサポート株式会社 代表取締役 公認会計士・税理士・バックオフィスコーディネーターⓇ 矢野裕紀

クラウド会計ソフトfreeeを軸にした「バックオフィスコーディネート」事業を展開するアカウンティングサポート株式会社(東京都品川区)。バックオフィスコーディネートとは、freeeを軸に、さまざまなバックオフィスツールを組み合わせ、導入・活用を支援することにより、経理の効率化、月次決算の早期化、経営の見える化をサポートするサービスで、最近では、会計人向けの情報提供や研修も行っているという。そこで今回、同社代表取締役で、自らバックオフィスコーディネーターⓇとして活動している矢野裕紀氏(写真)に、バックオフィスコーディネートの詳細や、会計事務所における顧問先のバックオフィス業務との向き合い方について詳しく伺った。(写真 市川法子)

freeeの導入・活用を軸としたバックオフィス支援専門の会社

―― 矢野先生は、freeeを軸にしたバックオフィスコーディネート、フリーランスの 〝自分経営〟サポート、一歩踏み出したい人同士がつながる場づくり事業など、幅広くサポートビジネスを展開しています。それらの事業については弊誌2020年11月号でご紹介しました。
今回は、アカウンティングサポート株式会社が展開されているバックオフィスコーディネート事業について伺いたいと思います。
まず、あらためて同社の活動内容からご紹介いただけますか。

矢野 アカウンティングサポート株式会社(以下、「アカサポ」)は、freeeの導入・活用サポートを提供するために立ち上げた会社です。企業の経理業務を効率化しやすいfreeeというプロダクトが大好きで、同事業を始めました。しかし、さまざまなクライアントさんをサポートするなかで、freeeだけでは課題解決ができないケースに多くぶち当たりました。
そこで、現在では、freeeを軸としながらも、クライアントの環境、ニーズ、人的リソースなどに応じ、さまざまなツールを組み合わせながらサポートするバックオフィスコーディネートの考えのもとに活動をしています。

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