税理士法人大樹は、愛知県一宮市と名古屋市に2拠点を展開する会計事務所である。顧客の幸せが自らの「しあわせ」という経営理念のもと、創業当初から顧問先の抱えるあらゆる経営課題を解決すべく、個々の事情やニーズに合わせてサービスラインアップを拡充し続けている。近年は、そうした取り組みによって蓄積された知見を体系化し、事業承継を総合的に支援するサービスを提供している。事業承継の社会的なニーズが高まっている現在、同社の取り組みは今後の会計事務所の事業モデルとして注目に値する。今回の取材では、税理士法人大樹の事業承継サービスを牽引する一宮本部経営支援部次長の天野賢治氏(写真右)、名古屋オフィス支社長の成瀬 暁氏(同中央)、名古屋オフィス相続支援部課長で税理士の田中堅二郎氏(同左)、そして、CFOの村平 進氏に、サービスの詳細や成功事例についてお話を伺った。(写真撮影 市川法子)
多様なサービスで中小企業の経営を支援
―― 本日は、税理士法人大樹のCFO(最高財務責任者)である村平 進氏、経営支援部次長の天野賢治氏、名古屋オフィス支社長の成瀬 暁氏、名古屋オフィス相続支援部課長の 田中堅二郎氏にお話を伺います。
まずは村平CFOから、事務所の概要を紹介していただけますか。
村平 私たち税理士法人大樹は、愛知県の一宮市と名古屋市に拠点を構える会計事務所です。現在、全体で約50名の規模になっています。
当社の前身は、代表である五藤一樹が平成8年に開業した五藤経営会計事務所です。その名称から分かるとおり、中小企業の経営に携わっていきたいという想いから設立されました。
―― 村平CFOは、どのような経緯で入社されたのですか。
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