MMPCコンサルティンググループ 理事長 松井孝知氏

岐阜県高山市と愛知県名古屋市で活躍しているMMPCコンサルティンググループは、MMPC税理士法人を母体とした事務所である。理事長の松井孝知氏は2013年に先代の松井正勝先生から「創業精神」「事業開発」を承継し、2代目である自身の役割を「再現性」「組織化」のための“システム化”と定義している。経営計画専門事務所に変革するために、「人時生産性(時間あたり顧客価値)」を高めることに注力している同事務所のMAS監査(財務コンサルティング)の取り組みについて、松井孝知氏にお話を伺った。

── 事務所の変遷についてお聞かせください。

松井 当事務所は私の父である松井正勝が、1973年に松井正勝事務所として岐阜県高山市で開業しました。私は1999年に同事務所に入所しています。それまでは会計業界とは異業種の仕事をしていました。2003年に名古屋オフィスを開設することで市場を広げ、2013年にグループの2代目の代表として事業を継承しました。
当事務所の主な事業は税理士法人としての税務(申告・代理・相談)、MAS監査などの財務と財産コンサルティング、そして問題解決を目的とした協働コンサルティングの3本柱です。
近年の活動として、2016年にTKC7000プロジェクト(経営改善計画策定支援の立案対応件数)で中部会1位、全国会13位を頂きました。2018年には株式会社マネーフォワードさんが主催されているMFクラウドアワードで、会計事務所の業務プロセスに対してテクノロジーを使った改善をしていると評価され、大賞を頂きました。
また、2016年に名古屋オフィスが日経ニューオフィス賞でニューオフィス奨励賞を、2021年には、高山オフィスが日経ニューオフィス賞を頂きました。東海北陸エリアにおいてはエリア内1位で中部経済産業局長賞、全国では上位8位の評価を頂きました。
日経ニューオフィス賞は経済産業省が提唱しているオフィスの在り方として「快適かつ機能的で精神的ゆとりの場」「創造性を高める働き方を誘発する環境」「ITを活用した知的生産活動の場」づくりを目的としており、それに沿ったオフィスを表彰しているものになります。
高山オフィスは「studio mirai」という名前をつけ、会計事務所でありながらお客様とのコミュニケーションを重要視したいという想いから、リアルセミナーやライブ配信が同時にできるスタジオ形式になったオフィスです。

MMPCコンサルティンググループ高山オフィス(studio mirai)
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MMPCコンサルティンググループ高山オフィス(studio mirai)
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