アップパートナーズグループ 代表 税理士 菅 拓摩
アップパートナーズグループ(本部:福岡県福岡市)は、税理士法人アップパートナーズを中核とするコンサルティングファームである。税理士法人のほか、社会保険労務士法人かぜよみ、司法書士法人ハートトラストなど8社で構成されており、福岡、佐賀、長崎に6拠点を展開。クライアント数2000件、スタッフ数300名に上る、西日本最大級の超大型会計グループに成長を遂げている。今回の取材では、同グループ代表で税理士法人アップパートナーズの代表税理士である菅 拓摩氏(写真)に、近年の取り組みやコロナ禍への対応、今後の成長戦略について伺った。(写真撮影 関 征士)
顧客数2000、300名規模のグループに成長
―― 本日は、アップパートナーズグループの代表である菅 拓摩先生にお話を伺います。
アップパートナーズグループは、税理士法人アップパートナーズをはじめ、社会保険労務士法人かぜよみ、司法書士法人ハートトラストなど8社で構成されるコンサルティングファームです。福岡市に本部を置き、佐賀県と長崎県にも拠点を展開しています。
平成20年9月、内田延佳税理士事務所とA&P税理士法人の合併による設立以来、九州最大規模の会計事務所グループとして拡大成長を続けてきました。弊誌では、2010年11月号で同グループを取材し、その事業戦略や具体的な取り組みについてお話しいただきました。
今年4月、内田延佳税理士事務所との合併を解消したアップパートナーズグループは、新たなスタートを切りました。そこで今回の取材では、十数年にわたる成長の過程を振り返りつつ、今後のさらなる成長戦略についてお聞きしたいと思います。
まずは、現在のグループの規模から教えていただけますか。
菅 実は、ここ福岡オフィスで10名増やしたばかりです。この増員により、福岡オフィスは約120名体制になりました。グループ全体では、約300名になります。拠点は福岡、佐賀、長崎の3県に、福岡、佐賀中央、佐賀伊万里、佐世保、長崎賑町、北九州の6オフィスを構えています。クライアント数は、グループ全体で約2000件に上ります。