大家の右腕税理士事務所(細江博之税理士事務所)
愛知県名古屋市中区錦3丁目11-25アーク栄錦ニュービジネスビル306号室
電話:052(962)6577

大家の右腕税理士事務所の細江博之先生は、「目の前のお客様の右腕となり、共に成長し、明るい世の中にします」を経営理念に、不動産オーナー専門の顧問税理士として、税務会計やコンサルタント業に力を入れています。

―― 大家の右腕税理士事務所の沿革についてお伺いします。

細江 名古屋総合税理士法人を退職した後、2021年6月に独立開業しました。

―― 不動産オーナーの顧問税理士に特化されたきっかけやメリットなどをお聞かせください。

細江 前職から多くの不動産オーナーと関わるなかで、経営や税務に関心が薄い大家さんが意外に多いことに気が付きました。所得の半分に近い税を支払っているにもかかわらず、漠然と「儲からない」といった、いまひとつ危機感のない相談が多かったため、この状況を何とかしたいと感じたのがきっかけです。
メリットは、お客様を絞ったことによって合わないお客様を紹介されることが少なくなったこと、マーケティングや限られた時間内での自己研鑽が効率的に行えるようになったことです。

―― 「大家の右腕」という言葉への想いをお聞かせください。

細江 不動産賃貸業は、一般的に楽なイメージを抱かれやすいのですが、成功させるのは簡単ではありません。これは私が不動産賃貸業専門のコンサルタントと仕事をするなかで気が付いたことですが、不動産賃貸業の成功には、税務、市場、投資、建設不動産の4つの視点が不可欠です。
しかし、この視点を全て持ち合わせ、不動産オーナーのために経営を支援できる職業は多くありません。最終的な経営の意思決定をするのはもちろん経営者ですが、正しい決定に至るまでの知識や判断基準を示せる、経営者の「右腕」が必要だと感じました。

―― どのような活動に力を入れていらっしゃいますか。

細江 顧問税理士としてアドバイスを行うだけでなく、お客様のために勉強会を開催し、1年から3年ほどかけて不動産賃貸業に必要な視点を身に付けていただいています。

―― 経営支援のなかで、印象に残っているエピソードはありますか。

細江 不動産賃貸業の後継者は、必ずといっていいほど親族です。そのため、将来の事業承継を見越して、経営者のお子様にも、早いうちから経営に触れていただけるよう配慮しています。あるお客様のお子様で、コミュニケーションがあまり得意でなく、それが原因で定職に就かれていない方がいらっしゃいました。その方を勉強会にお招きし、弥生会計の入力をお勧めしたところ興味を持ってくださって、今では入力どころか、経営判断や税務のアドバイザーとして経営者を支えられるようになっています。お子様の成長を見たお客様から、大変喜ばれました。

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