2003年創業のベンチャーサポートグループ(東京都中央区)は、今や顧問先1万社超、スタッフ1000人超の巨大士業グループに成長を遂げている。起業家支援をビジネスの主軸に据え、グループ内の税理士と司法書士、行政書士、弁護士、社会保険労務士が連携したワンストップサービスにより急拡大してきた。近年は、業界の活性化に向けた取り組みの一環として、開業税理士の支援にも注力しており、このたび同グループが運営するフェイスブック・グループで、参加税理士に顧客を紹介するサービスを開始した。今回の取材では、この新サービスの考案者で、ベンチャーサポート相続税理士法人代表税理士の古尾谷裕昭氏に、新サービスの狙いと仕組み、ベンチャーサポートグループの今後の事業戦略についてお話を伺った。(撮影 市川法子)

顧問先1万超、1000人規模のグループに成長

―― 本日は、ベンチャーサポート相続税理士法人の代表税理士である古尾谷裕昭先生にお話を伺います。
同社は、大型士業グループであるベンチャーサポートグループの相続部門として、平成28年に設立されました。グループ内の行政書士法人や司法書士法人、弁護士法人、不動産会社と連携したワンストップサービスの提供を強みとしています。
弊誌では、2019年8月号でも同社を取材し、古尾谷先生をはじめ、グループの各士業法人トップの先生方に、短期間で相続税の申告件数を急激に伸ばした秘訣を中心に伺いました。
ベンチャーサポートグループはこのたび、自ら運営するフェイスブック・グループ「税理士事務所に必要な最新情報グループ」の参加税理士に、顧客を紹介するサービスをスタートしました。競合関係にある税理士に、自社の顧問先を紹介するという、極めて斬新かつ挑戦的ともいえるサービスです。
今回の取材では、この新サービスの発案者である古尾谷先生に、紹介サービスを始めた背景や狙い、紹介とマッチングの仕組み、そしてベンチャーサポートグループの今後の事業戦略についてお聞きしたいと思います。
まずは、貴社を含むグループの業況から伺います。

こちらは 実務経営研究会会員 用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。