司法書士法人トリニティグループ 代表司法書士/トリニティ・テクノロジー株式会社 代表取締役  磨 和寛

トリニティグループ(東京都港区)は、司法書士法人を柱に、テクノロジーを活用したリーガルサービスを幅広く展開している。なかでも、家族信託の分野では業界でもトップクラスのサポート実績を有する。その実績と運用経験を生かし、グループ会社のトリニティ・テクノロジー株式会社が開発・リリースしたのが、家族信託サービス「スマート家族信託」である。同サービスはクラウドを活用して利用料を低く抑えることに成功しているほか、会計事務所が家族信託を通して顧問先を支援するための仕組みが用意されている。本稿では、トリニティグループ代表の磨 和寛氏に、「スマート家族信託」の概要、会計事務所における活用法などについて伺った。(写真は家族信託に関する自著を手にする磨先生。撮影 澁谷哲之)

幅広いリーガルサービスを提供する専門家集団

―― トリニティグループは、東京都港区に本部を置き、司法書士法人、弁護士法人、行政書士法人と、2つの株式会社から構成される士業グループです。「『法律』×『人』×『テクノロジー』=安心のある世界をつくる」をミッションに掲げ、相続、家族信託、資産運用、事業承継、M&A、企業法務、不動産活用など、幅広いサービスを顧客に提供しています。なかでも、家族信託のサポート実績は業界でもトップクラスを誇ります。
今年5月、その実績と経験をベースに、グループ企業のトリニティ・テクノロジー株式会社が開発した家族信託プラットフォーム、「スマート家族信託」のサービスがスタートしました。このサービスは、専門家による家族信託の設計と継続的なサポート、スマートフォンアプリによる信託帳簿の管理、低コストの運用を特色としています。
本日は、トリニティ・テクノロジーの代表取締役で、司法書士法人の代表でもある磨 和寛先生に、「スマート家族信託」をはじめとするトリニティグループの取り組みについて伺いたいと思います。
まずは、トリニティグループのこれまでの歩みから紹介していただけますか。

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