弁護士法人みらい総合法律事務所 代表パートナー 弁護士 税理士 谷原 誠

弁護士法人みらい総合法律事務所(東京都千代田区)は、税理士の資格を持つ谷原 誠氏(写真)が代表パートナーを務める法律事務所として、会計業界でも広く知られている。同事務所では会計事務所を対象とした「税理士を守る会」というサービスを展開する。200を超す会計事務所が参加する「税理士を守る会」は、月額1万5000円でさまざまなリーガルリスクに対応することができるサービスだ。例えば、会員の税理士はオンラインの掲示板や、実際に事務所を訪問しての面談相談を何度でも利用することができる。会員が直面する法律問題には、同事務所に在籍する20名以上の弁護士が対応する。同事務所では新たに会計事務所に向けて「社員研修プログラム」の提供をスタートした。法律事務所が会計事務所の職員を研修するサービスを提供する意図はどこにあるのだろうか。今回の取材では、弁護士法人みらい総合法律事務所の代表パートナーであり、税理士でもある谷原氏にお話を伺った。(写真撮影 澁谷哲之)

1万5000円で顧問弁護士が持てる

―― 弁護士法人みらい総合法律事務所は、税理士の資格を持つ谷原先生が代表パートナーを務める法律事務所です。みらい総合法律事務所では、平成28年より「税理士を守る会」という会計事務所向けのサービスを展開しています。本日は約200事務所が参加する「税理士を守る会」についてお話を伺います。
弊誌では、2019年10月号でも谷原先生に取材をしていますが、まず初めに近況をお聞かせください。

谷原 私はコロナ禍の影響で業界は大きく変化すると考えていました。例えば、面談が完全になくなってウェブ会議オンリーになったり、東京に事務所を構えながら地方のクライアントを獲得したり、反対に地方の法律事務所が東京のクライアントを獲得したりするといった流れが加速するのではないかと思っていました。
ただ、現実にはそこまでドラスティックに変化することはなかったと感じています。基本的にはコロナ禍以前と変わらない業務が続いています。

―― コロナ禍では谷原先生ご自身の業務に何か変化はありましたか。

谷原 以前は、税理士会の支部での研修講師を年間数十回の頻度で務めていました。しかし、コロナ禍でそれらは全てなくなりました。
その代わり、オンライン研修での講師の依頼を頂くようになりました。会場での研修は人数が制限されますが、オンライン研修ではその制約はありません。オンライン研修は全国で視聴できる点がポジティブな変化だと思います。

―― 「税理士を守る会」への直近の取り組みをお聞かせください。

谷原 税理士の先生方から信頼を得ることは簡単ではありません。先生からの相談に乗ったり、研修講師を務めたり、書籍を執筆したり、情報を発信したりといった活動を愚直に繰り返すことに注力したことで、先生方からの信頼を少しずつ獲得できるようになっていると思います。

―― 「税理士を守る会」についてあらためてご紹介ください。

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