自動仕訳ソフト「HAYAWAZA」をはじめ、経理や販売管理などのソフトウエア開発、販売を手掛ける株式会社HAYAWAZA(東京都江戸川区)は、以前から勉強会「HAYAWAZAスクール」の定期開催、個別の相談や要望への対応など、自社製品のユーザーに向けたサポート体制の充実に努めてきた。本誌8月号で取り上げたユーザーサポートサイト「HAYAWAZA plus」もその取り組みのひとつであり、コロナ禍によるサポート環境の変化に対応すべく、この5月にスタートした。同社は「HAYAWAZA plus」を通じて、ユーザーとの価値の共有を深め、ソフトの進化とともに人の成長を支援するための場の創造を目指している。今回の取材では、前号に続き「HAYAWAZA plus」の開発に携わった野津鮎美氏(写真左)と桜 美鈴氏(同右)、営業リーダーの白石国治氏(同中央)に、同社のユーザーサポート体制の詳細と今後の展開について伺った。(撮影 市川法子)

スクール・ウェブ・個別相談によるサポート

―― 本日は前号に引き続き、株式会社HAYAWAZAの白石国治さん、野津鮎美さん、桜 美鈴さんにお話を伺います。
同社は、自動仕訳ソフト「HAYAWAZA」を開発、販売する企業です。弊誌の読者には既にお馴染みだと思いますが、「HAYAWAZA」は、インターネットバンキングの金融機関データやエクセルのデータを取り込み、会計ソフトの伝票に自動的に変換してくれるソフトウエアです。
これにより、会計事務所は従来の手入力によるミスをなくし、照合作業の負担を軽減して、人件費などのコストを抑えることができます。
同社はさらに、「HAYAWAZA」の活用を通じて仕訳入力の現場のルールや経験、知識をデジタル化することで、仕訳入力の自動化だけでなく「仕訳のロボット化」の実現を目指しています。
前回のインタビューでは、現在の最新バージョンである「HAYAWAZA Ⅹ」(はやわざテン)の使い方やさまざまな活用法を紹介するYouTube動画やFAQを見たり、各種マニュアルのPDFをダウンロードしたり、オンラインスクールの開催日程が確認できたりするユーザーサポートサイト「HAYAWAZA plus」の話題を中心にお聞きしました。

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