株式会社MS-Japan 執行役員 JS西日本事業部長兼J事業部長 神谷年秋
執行役員 事業企画部長 清水悠太
株式会社MS-Japan(東京都千代田区)は、会計業界と企業管理部門に特化した人材紹介事業を30年以上にわたり手掛け、成長を続けている企業である。会計業界の活性化にも注力する同社は、ビジネスにおける会計の重要性と会計業界の価値の再認識を目的に、会計業界のトップファームを表彰するアワード「Best Professional Firm」を令和元年に立ち上げている(詳細は弊誌2019年7月号に掲載)。今回の取材では、コロナ禍における会計業界の人材採用の現状や今後の動向、会計業界に向けたMS-Japanの取り組みなどについて、執行役員でJS西日本事業部長兼J事業部長の神谷年秋氏(写真右)、同じく執行役員で事業企画部長の清水悠太氏(同左)に伺った。(写真撮影:市川法子)
人材紹介ビジネスにおけるコロナ禍の影響
―― 株式会社MS-Japanは、弁護士や公認会計士、税理士などの士業と一般企業の管理部門職種に特化した人材紹介事業を営む企業です。創業から30年以上、増収増益を続けており、平成29年12月には東証一部上場を果たしています。
同社は一昨年、その長年にわたる人材紹介ビジネスで得た経験と知見を生かし、日本の会計業界を牽引するトップファームを対象としたアワード「Best Professional Firm」(以下、「BPF」)を立ち上げました。
同社の「BPF」への取り組みや表彰イベントの模様などについては、弊誌2019年7月号で取材しています。
今回の取材では、コロナ禍における同社のさまざまな取り組みと、アフターコロナを見据えた今後のサービス展開について、執行役員でJS西日本事業部長とJ事業部長を兼務する神谷年秋氏と、同じく執行役員で事業企画部長の清水悠太氏に伺います。
まずは、昨年来のコロナ禍が人材業界に及ぼしている影響からお話しいただけますか。