セブンセンス株式会社 島口 雅氏/中小企業DX推進研究会会長 山口高志氏/セブンセンス株式会社 笹原佳嗣氏
中小企業DX推進研究会
11月11日、Zoomオンライン会議において、中小企業DX推進研究会が主催する、「定例勉強会『会計事務所DXセクション』」が開催された。この定例勉強会は、毎月第2水曜日に開催されている。中小企業DX推進研究会会員の20事務所が参加。
まず、会計事務所DXセクションでは、セブンセンス株式会社の島口 雅氏が、「年末調整を乗り切る資料整理術~資料振分ツール~」をテーマに講演を行った。年末調整から始まる繁忙期には、大量の資料で煩雑になりがちだが、この状況で活躍する資料整理ツールの紹介と活用方法を説明した。
続いて、顧問先DX事例セクションでは、同研究会会長の山口高志氏が、「クリニックの勤怠をクラウド化!~一手間減らすクラウド勤怠術~」をテーマに、クラウド勤怠の提案から導入のヒアリング、設定、運用までの実際の支援例を基に解説。実際に使用したヒアリングシートや設定も公開した。
ケーススタディーセクションでは、セブンセンス株式会社の笹原佳嗣氏を講師に迎え、「情報共有による、競争優位の確保」をテーマに、建築業でのクラウド現場管理ツール導入事例を基に、建築業における情報共有の経営課題をどのように解決するか、ディスカッションした。
参加者からは、事例を交えての解説が多く、参考になったとの感想が多く聞かれた。顧問先へのIT支援を検討している事務所も多く、今後も具体的なツールの提案方法を取り上げてほしいとの意見も多く聞かれた。
今後、定例勉強会は会員以外でも体験参加が可能になる。詳しくは研究会のウェブページ(https://dxgroup.jp/)のセミナー情報を参照。