坂野上 満 著
大蔵財務協会刊
定価2,200円+税

本書は法人税および消費税のグレーゾーン取引の取り扱いがテーマ。法人税については法人税法における益金と損金がどのように規定されているかを理解し、応用するのがポイント。また、消費税は「課税売上と課税仕入れとの差額」というイメージが強いが、実は「課税売上(輸出免税等も含め)だけ」がその実態だ。このように考えると課税仕入れはあくまで税額控除であり、納付税額を計算するための要素のひとつにすぎない。本書では、法人税および消費税をめぐる取引を段階ごとに坂野上氏の経験事例を交えて解説する。

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