株式会社ストライク

 M&A仲介サービス大手のストライクは、8~9月に企業買収を検討している中小企業の経営者向けに、ウェブ上のM&Aセミナーを開催した。
 元ソニー会長兼CEO(最高経営責任者)の出井伸之氏が登壇し、「コロナ不況が作り出す再編と淘汰」と題して特別講演を行った。
 出井氏は講演で、「これからの日本は、工場や製品といった有形資産ではなく、データやブランドイメージといった情報資産が重要視される時代になった」などと指摘。戦後の日本におけるソニーの成長を紹介しつつ、コロナショック後の日本企業に求められる変革についての展望を語った。
 ストライクはM&Aセミナーを8月26日にライブ配信。9月3日、9月6日にも録画配信した。ウェブセミナーの対象は、企業買収を検討する経営者や経営幹部、M&Aの担当者など。セミナーでは「M&Aを活用して売上を増やしたい」「企業の規模のメリットを拡大し、成長のペースを速めたい」などといった経営者の要望に応えた。
 ストライクは、公認会計士が主体となって設立したM&A専門会社。企業評価や譲渡スキームの立案といったM&Aの重要業務に精通した公認会計士、金融機関出身者など、M&Aの専門家が所属している。インターネット上で提供されるM&Aサービス「SMART」を運営しているほか、全国の会計事務所とのネットワークを構築している。

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