freee株式会社
freee株式会社(東京都品川区、以下「freee」)は、「クラウド会計ソフトfreee」において、人工知能(以下、AI)を活用した「AI月次監査」の会計事務所向け新機能の提供を開始した。国内で初めて、会計ソフトにおいて、機械学習による勘定科目エラー検知および修正提案機能の搭載を実現した。
中小企業における月次監査業務は経営状況の把握および経営判断の材料として重要な業務である一方で、チェック作業が目視で行われるなど属人的な側面が強く、効率化の課題があった。この課題解決のため、freeeは昨年5月に「AI月次監査機能」第一弾を公開。勘定科目における頻出エラーをルール設定し、ルールに基づいた仕訳エラーを検知、類似仕訳提案を行う機能の提供を開始した。今回第二弾のリリースによってさらなる効率化と自動化を実現する。
これにより、会計事務所においては、業務の属人性が排除され、データ全件をチェック対象として網羅できることから、監査時間の短縮や、正確な経営分析の実現が可能となる。
業務の属人化と人材不足は昨今の会計業界でも重要な課題であり、会計不祥事の増加による監査の信頼性向上が求められていることから、会計業界におけるソリューションの一つとしてAIの活用が注目され、大手監査法人においてもAIを活用した監査の導入が進んでいる。
freeeは今後も、中小企業の業務および経営発展支援を図り、会計事務所における業務をトータルで効率化すべくサービスを拡充していく。
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