M&A仲介サービス大手のストライクが、会社経営者に2019年の個人的な資産(自社株、自宅以外)の運用方法を聞いたところ、増やしたい資産の第一位は現金・預金、次が株式だった。米国と中国の貿易摩擦などを背景に、18年の終盤から19年の初めにかけて株式相場が不安定になる場面もあったが、なお2割超の人は19年も上場株式を増やしたいとしている。
 調査は今年1月10〜11日にインターネットを通じて実施した。回答した309人のうち60歳以上が約48%を占め、経営者の高齢化を反映した結果となっている。
 経営者に19年の運用で「増やしたい資産」(複数回答)を聞いたところ、「上場株式」と答えた人は約21%に達し、「現金・預金」(約69%)、に次いで多かった。「投資信託」と答えた人も12%に達した。「不動産(賃貸用・投資用)」との回答は約19%だった。経営者の間でも現金重視の動きは根強いものの、長引く国内の超低金利を受けて、金融商品などで運用益を得ようとする人も多かった。
 一方で「減らしたい資産」との質問では「生命保険」との回答が20%で最も多かった。一部で法人税の節税効果を過度に高めた経営者保険を金融庁や国税庁が問題視していると報じられており、こうした動きが影響した可能性もある。
 アンケートでは、経営者に「会社売却後の時間の使い方」についても質問した。最も回答が多かったのは、「旅行」の60%。「趣味」(56%)、「家族との団らん」(40%)が続いた。「若手経営者の育成」は20%だった。

2019年に増やしたい資産
2019年に増やしたい資産
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会社売却後の時間の使い方
会社売却後の時間の使い方
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