メディカル・マネジメント・プランニング・グループ
メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(東京都品川区、以下、「MMPG」)は、8月22日にホテルイースト21東京(東京都江東区)で、MMPG医療・福祉・介護経営研究所サポーター勉強会「税務調査の勘所と留意点」を開催した。参加者は、会場参加が100名、オンライン参加が50名。
本セミナーは、MMPG医療・福祉・介護経営研究所のメンバー、研究所のサポーター登録者、MMPGの会員および会員事務所に所属する税理士、MMPGマスターだけが受講できる特別企画。
第1部では、筑波大学名誉教授で弁護士・税理士の品川芳宣氏が、「税務調査の法的位置づけと税理士事務所が留意する点」と題して基調講演を行った。進行は、MMPG副理事長でMMPG医療・福祉・介護経営研究所所長の青木惠一氏。
品川氏は、税理士に期待される節税と税務否認の法律問題に焦点を当て、税務否認と税務調査との関係、調査の事前通知、調査終了時の手続きなどについて詳細な解説を行った。
第2部では、「分野別、税務調査の留意点︱︱病院、診療所、歯科診療所、相続贈与の場合」と題してパネルディスカッションが行われた。パネリストは、MMPG医療・福祉・介護経営研究所顧問の石尾 肇氏、MMPG専務理事でMMPG研究会副会長の林 徹郎氏、MMPG歯科経営研究室室長の菅 拓摩氏。オブザーバーは品川氏、進行は青木氏が務めた。
このパネルディスカッションでは、病院、診療所、歯科医院の税務調査対応について、問題となりうる事柄や事例を交えた活発な意見交換が行われた。参加者はパネリストの意見交換に耳を傾け、熱心にメモを取っていた。
MMPGは、会員事務所の所長や職員を対象に、医療・福祉・介護分野の専担者として最低限必要な知識を習得しコンサルティング技能の担保を図ることを目的とした資格認定試験制度を設けており、一定程度の知識を有する者を「MMPG認定 医療・福祉・介護 MASTER(通称:MMPGマスター)」に認定している。
また、このMMPGマスターならびに会員事務所の税理士有資格者は、MMPG医療・福祉・介護経営研究所の6分野の研究室に「サポーター」として登録し、研究活動に参加できる制度があり、段階を踏んで研鑽を重ねられるようになっている。
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