九州大学で約１５０名の学生に「税理士」の魅力を伝える出張講義を実施

アイユーコンサルティンググループ

アイユーコンサルティンググループ（東京都豊島区、以下同グループ)は、６月18日に九州大学伊都キャンパスで特別出張講義を行った。
日本税理士会連合会が実施した「第６回税理士実態調査」の結果によると、全体の税理士に占める30代の割合は約10％、20代に至っては約１％と若い世代の占める割合が極端に低い状況にあり、後継者不足の問題も年々深刻化している。
こうした背景を踏まえ、まずは一人でも多くの若い世代に「税理士」への理解を深めてもらおうと、同グループは２０２０年より出張講義をスタート。４回目を迎える今回は、同大学経済学部で管理会計の講義を行う丸田起大教授の協力のもと、同大学２年生を対象に実施。約１５０名の学生が参加した。
当日は「会計でミライを創る」をテーマに、以下の内容について同グループの現役所属税理士と人事・採用担当者、同大学ＯＢ（同グループスタッフ）の３名が登壇した。

• 新卒就活最前線
• 企業側が面接で見るポイントとは？
• 日本のミライを支えるために必要なこと
• 会計業界について
• 税理士業界の就職事情
• 税理士を目指した理由（OBスタッフより）

終了後のアンケートでは、「公認会計士との違いが分かった」「多岐にわたって税理士の魅力を感じ取ることができた」「今後に向けて刺激になった」などの感想が上がった。
同グループでは業界活性化に向けた取り組みの一環として、大学を中心に今後も継続していく方針。