未来プラス監査法人

未来プラス監査法人(福岡市中央区、以下同法人)が、本年4月より本格始動した。福岡証券取引所によるプロ投資家向け株式市場「福岡プロ・マーケット」の開設が年内に控えるほか、地場企業のIPOが相次いでいることから、福岡でのスタートアップ支援やIPO支援の機運が高まりつつある。こうした状況を受け、今後さらに増えると予測されるIPO支援のニーズに対応するべく、福岡発の「未来プラス監査法人」を昨年4月に設立した。
メンバーは代表社員の松下英司氏のほか、白石朝基氏、吉川正悟氏、岩永沙夕氏、西脇敬久氏、岩永 悠氏、池脇竜太氏など東京や九州で活躍する公認会計士、税理士で構成し、財務諸表監査やコンサルティングサポートを主な事業内容とする。
また、同法人の強みは、①東京の最新情報やノウハウを活かしたIPO支援、②豊富な経験値と外部ネットワークを活かした多角的なサポート体制を確立、③上場支援(入口)から事業承継(出口)まで一貫サポートを行う点にある。
代表の松下氏は本格始動にあたり、「ありがたいことに各地から多くの相談をいただいており、コンサルティング業務に関しては全国、会計監査については西日本と九州以外のエリアも視野に入れて展開していく方針です。拠点を置く九州では、IPOの盛り上がりが一過性にならないよう、セミナー開催など継続的な認知・周知活動に取り組む予定です。まずは本拠地である福岡でモデルケースをつくり、九州各県に広めていくことで、九州経済全体の活性化につなげていきたいと考えています」とコメントしている。

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