アイユーコンサルティンググループ

アイユーコンサルティンググループ(東京都豊島区、以下同グループ)では、本年4月より、事業承継専門部隊「承継アドバイザリー部」を本格始動する。
超高齢社会を迎えることでさまざまな問題が生じる「2025年問題」。事業承継においては、経営者の高齢化ならびに後継者の不在により、黒字経営にもかかわらず廃業を余儀なくされる中小企業の数は60万社以上と予測される。このまま廃業が進むと、約650万人の雇用喪失、約22兆円のGDPが失われる可能性があるともいわれており、官民連携による事業承継支援が急務となっている。
今年1月、同グループの母体組織である税理士法人アイユーコンサルティングで発足した「承継アドバイザリー部」は、事業承継専門の税理士・公認会計士を含む計4名で構成。責任者を務める松下孝司氏(写真右から2人目)は大手税理士法人で長年、事業承継コンサルティング業務に従事し、2022年に同グループへ参画した。今後は松下氏を中心に、東京・福岡の2拠点体制で全国の事業承継支援を行う方針である。

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