TACTグループ
6月8日にTACTグループ中央研修センター(岐阜市上土居)と岐阜グランドホテル(岐阜市長良)で、TACTグループ(岐阜市打越)の中央研修センター第2期工事完成披露・こけら落とし講演会が開催された。
TACTグループ中央研修センターは、令和2年の秋に建立した人財育成のための施設である。同センターは建立後も第二期工事として、既存の研修センターの東側にイースト棟やラウンジ棟などを建設していた。
当日は2部構成で開催され、第1部ではTACTグループ代表で税理士の髙井法博氏らによるテープカットが行われ、続いて中央研修センターの見学会が行われた。
第2部は岐阜グランドホテルに場所を移し、記念講演会と懇親会が開催された。記念講演会では、元日本銀行総裁(第30代)の白川方明氏が、「日本の経済課題と金融政策の再考」というテーマで講演を行った。
白川氏は、過去10年間の日本経済の捉え方、日本経済の真の課題、人口減少への対応、生産性を引き上げることの意味、金融緩和政策の捉え方、財政赤字の継続がもたらすこと、今後必要とされる取り組みの進め方などについて論じた。
白川氏は日銀や経済同友会、内外情勢調査会以外の場で講演をしたことがほとんどないため、今回の記念講演会は同氏の知見を学べる貴重な場となった。
こちらは
実務経営研究会会員
用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。