Chatowrk株式会社
Chatwork株式会社（大阪市北区）は、オンライン・アシスタントサービス「Chatwork アシスタント」を正式にリリースした。６月５日には、都内でメディア向けの説明会が行われ、同社の福田升二ＣＯＯや桐谷 豪ユニット長がサービスの概要や特徴について発表した。
中小企業の労働生産性向上にはＩＴ投資が重要だが、中小企業には適切な人材が少なく、ＤＸに取り組むうえでの大きな課題となっている。「Chatwork アシスタント」は、中小企業が抱えるこのような課題を解決するサービスとして開発された。
BPaaSベースのサービス
「Chatwork アシスタント」の大きな特徴は、BPaaS（Business Process as a Service）ベースのサービスであること。BPaaSとは、SaaS（Software as a Service）のようにソフトウェアを提供するのではなく、ビジネスプロセス（業務プロセス）そのものを提供するサービスのこと。サービスの裏側では、複数のSaaSやＩＴツールを利用して業務効率化を実現しているため、ＩＴツールへの知見やノウハウが少ない企業でも、間接的にSaaSによる業務効率化の恩恵を受けられる。
中小企業が抱える多様な業務のアウトソーシングが可能
中小企業は「Chatwork アシスタント」を利用することで、必要なタイミングで必要なぶんだけ業務のアウトソーシングを依頼できるようになる。
月10時間の業務（月額3・5万円）から依頼でき、経理・労務・総務などバックオフィス関連の業務を中心に、さまざまな領域の業務アウトソーシングが依頼できる。
ビジネスチャット「Chatwork」のユーザーは、「Chatwork」上から「Chatwork アシスタント」に業務を依頼することができる。
「Chatworkアシスタント」に業務を依頼すると、Chatworkの専任サポートがSaaSを使った効率的な業務設計・運用構築を行う。また、日々の運用も専任サポートが代行する。そのため、SaaSプロダクトに詳しくない中小企業でも業務効率化のメリットを享受でき、より注力すべきコア業務に専念することができる。
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