TKC全国会

1月19日にグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で、TKC全国会が主催する「令和6年 TKC全国会政策発表会」が開催された。参加者は、約570人。

司会はTKC全国会総務委員会委員長の西村 剛氏が務めた。オープニングビデオの後、TKC全国会会長の坂本孝司氏が「未来に挑戦するTKC会計人︱︱会計事務所の経営革新」というテーマで講演をした。おもな内容は、令和5年の振り返り、会計事務所の人手不足問題、経営革新、税理士の4大業務、税理士業務の同時提供の重要性。

坂本氏は、会計業界が深刻な人手不足に直面していることを指摘し、TKCシステムの完全導入によるデジタルトランスフォーメーション(DX)革命の重要性を強調した。また、月次巡回監査の完全実施により、税理士の4大業務を提供することで、会計事務所の付加価値を高め、生産性を大幅に向上させることが可能であると述べた。
続いて、TKC全国会正副会長の佐藤正行氏が、正副会長会の報告を行った。

TKC全国会では、令和4年から令和6年までの3年間の運動方針として、「未来に挑戦するTKC会計人︱︱巡回監査を断行し、企業の黒字決算と適正申告を支援しよう!」を掲げている。

佐藤氏は、運動方針の確認、2年目の活動結果、外部環境の変化、3年目にわれわれが取り組むべきこと、活動計画と目標、表彰制度の確認などについて述べた。

閉会後は場所を移して新春賀詞交歓会が行われ、参加者同士が交流を深めた。

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