一般社団法人ちいきん会かながわナレッジ、 株式会社みらい会計コンサルティング

1月8日に、税理士法人横浜総合事務所(横浜市中区)のセミナールームで、「ちいきん会かながわナレッジオープンセミナーVol.6~『地銀改革史』出版イベント」が開催された。主催は一般社団法人ちいきん会かながわカレッジ、共催は、株式会社みらい会計コンサルティングに加盟する税理士法人横浜総合事務所、税理士法人りんく、Crux税理士法人。セミナー会場は満席で参加者は50名。さらにオンライン参加者が100名以上あった。

一般社団法人ちいきん会は、全国に16の支部団体がある個人の課題解決コミュニティ。参加者は2800名を超える。かながわナレッジは神奈川県の支部団体。今回は、第6回となるオープンセミナーとして、ちいきん会理事の遠藤俊英氏と日下智晴氏が著した書籍「地銀改革史」(2023年、日経BP 日本経済新聞出版)の非公式出版記念イベントが開催された。

セミナーの冒頭では、ちいきん会代表理事の新田信行氏と、運営事務局プロデューサーの猪股裕氏が挨拶をした。続いて遠藤氏が、「『金融処分庁』から『金融育成庁』へ」というテーマで講演を行った。遠藤氏は、東京大学法学部卒業後に大蔵省に入省し、金融庁長官など要職を歴任した。

続いて、著者である遠藤氏と日下氏によるスペシャル対談が行われた。日下氏は、広島銀行や金融庁での豊富な経験を持ち、神戸大学経済経営研究所客員教授など複数の要職を兼任している。

この対談では、書籍の内容や、地方銀行の現状と未来について議論が交わされた。

対談後には会場参加者とのディスカッションの機会が設けられ、活発な意見交換がなされた。

セミナー終了後には、懇親会と交流会が設けられ、参加者同士の情報交換やネットワーキングが行われ、大いに盛り上がった。このイベントは、地域金融と地域社会の発展を重視する参加者にとって、非常に有意義な場となったことは間違いない。ちいきん会かながわナレッジと会計事務所とのコラボレーション活動は、今後も地域社会の発展に大きく貢献していくことが期待される。

こちらは 実務経営研究会会員 用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。