TKC全国会
11月16~17日に、札幌パークホテル(北海道札幌市中央区)で、TKC入会3年未満の会員や、TKC入会を検討している税理士・公認会計士を対象としたフォーラム「TKCニューメンバーズフォーラム2023」が開催された。主催はTKC全国会。
今回で28回目を迎える「TKCニューメンバーズフォーラム」は、これまでにニューメンバーズ会員1万5568名と、TKC会員以外の税理士・公認会計士3022名が参加しており、「優れた事務所の経営事例について学べる場」として評価されている。本年のテーマは、「その挑戦が社会を動かす! ともにつくろう税理士の未来を」。
坂本孝司TKC全国会会長(写真上)は、「税理士の未来―社会から期待される税理士の役割」と題した初日の講演で、「起票代行をせず、税のごまかしを許さず、月次巡回監査を断行して、関与先を増やす『会計で会社を強くする』という発想が大事である」と強調。発想の転換で事務所経営は大きく変わると訴えかけた。
また、5グループに分かれての分科会の発表では、「関与先ゼロ開業で成功するための拡大手法」「経営助言ができる会計事務所のつくり方」「活気あふれる職場づくりと職員教育!」などのテーマごとに、「優れた事務所の経営事例」がTKC会員の先生方から語られた。
そして、2日目のパネルディスカッション「その挑戦が社会を動かす! ともにつくろう税理士の未来を」(写真下)では、久野賢一朗税理士の司会のもと、宮下直樹税理士、多々良信彦税理士、安田竜也税理士の3名が中小企業支援にかける熱い気持ちを語り合った。
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