新ブランドを発表

弥生株式会社

弥生株式会社（東京都千代田区）は、同社の製品戦略の一環として、新ブランド「弥生Next」を発表した。10月11日に報道関係者を招いて開催された事業戦略説明会において、同社代表取締役社長執行役員の前山 貴弘氏が発表した〔写真は前山社長（左）と、取締役会長の平野拓也氏（右）〕。

「弥生Next」は「つながる、はじまる、もっといい未来」をコンセプトに掲げるクラウドサービスで、サービス同士がシームレスにつながり、経営や業務が円滑に進む未来の実現を目指している。

具体的には、「弥生Next」は「会計」「商取引」「給与労務」の提供領域が起点となる。周辺の各種クラウドサービス・ネットワークとの連携や金融機関とのデータ連携などを通じて領域を広げていき、さらに弥生が保持するビッグデータを背景に、これまでの業務効率化支援にとどまらないＡＩによる分析や同業他社との比較を通じた事業者の「業績向上」につながるサービスまで視野に入れた進化を目指す。

第1弾として、年末調整がデジタル化できる「弥生給与 Next」、給与明細書をウェブ上で従業員と共有できる「やよいの給与明細 Next」の提供を開始した。

今後は会計領域と商取引領域のプロダクト、さらには周辺サービス連携についても順次拡充する予定。