freee株式会社

7月26日にベルサール渋谷ファースト(東京都渋谷区)で、「freee Advisor Day2023」が開催された。主催はfreee株式会社。7月4日には大阪、7月11日には福岡でも開催されている。
開幕セッションでは、freeeのCEOの佐々木大輔氏が、「freeeの中長期戦略と会計事務所とのパートナーシップ」と題して講演をした。さらに、「クラウド時代の会計事務所の組織運営」をテーマに、株式会社ミッドランド経営の税理士である古川昴太氏と、freeeの海保勇貴氏が登壇。リアルタイム化、付加価値創出、人材育成、業務設計DX、地方などについて議論が展開された。次に、「地方都市で実践する変わる時代の新しい税理士のあり方」をテーマに、税理士法人We will代表税理士の杉浦直樹氏と、海保氏が登壇。地方における新たな税理士の存在形態とその役割について語った。
その後、freee執行役員パートナープロダクト戦略本部長兼パートナー事業本部長の根木公平氏が「freeeの会計事務所向け開発のこれまでとこれから2023」と題して講演を行い、freeeの今後の製品開発の方針について語った。セッションパートナーとして、VPoE コアプロダクト開発本部長の泉 祐一朗氏が参加した。
サブステージも用意され、「MA­JIKACHI JAPAN TOUR 2023」と題した4つのセッションが開催された。「いままでインターネットバンキングはNOと頑なに言っていたクライアントの心を動かすコツ!」と題したセッションでは、伊藤歩会計事務所代表で公認会計士・税理士の伊藤 歩氏と、Ishimaru Consulting代表の石丸知晃氏が、モデレーターの荒井会計事務所経営企画室 室長/PWTコンサルティング株式会社代表取締役の豊田啓彰氏の司会でインターネットバンキングの導入について論じた。「一緒に考えるインボイス最適フロー」と題したセッションでは、フレスコ税理士法人副代表で公認会計士・税理士の前田 篤氏が、インボイス制度や業務フローの最適化について語った。「税理士事務所が提案すべき補助金と伝え方のイロハ」と題したセッションでは、合同会社サウスポイント代表で中小企業診断士・一級販売士の山本千誉氏が、補助金や顧問先とのコミュニケーションについて語った。「ChatGPTと直接対決! 財務諸表を読み込ませてみよう」というセッションでは、豊田氏と、山本晋税理士事務所代表税理士の山本 晋氏が登壇し、話題のChatGPTやAIとの共生について語った。

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