独立行政法人中小企業基盤整備機構、 株式会社帝国データバンク、 株式会社ファシオ

1月24日、帝国データバンク東京支社(東京都新宿区)において、独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社帝国データバンク、株式会社ファシオの共催による「第6回 専門用語を使わない『新・相続』講座(事業承継編)」が開催された。本講座はVUCA(将来の予測が困難な状況)時代を乗り越えていく経営陣に向けた研修シリーズ(全7回)の第6回。受講対象は中小企業経営者、管理者、リーダーおよびその候補者で、会場参加、ウェブ視聴を合わせて100名超が受講した。
講師は、弊誌連載「人生100年時代を見据えた『新・相続』」に寄稿いただいている司法書士法人ソレイユ代表司法書士の杉谷範子氏と一般社団法人日本相続知財センター 本部専務理事の鹿内幸四朗氏で、息の合った談話スタイルで進められた。「新・相続」とは、「任意後見」「遺言」「信託」「保険」を4本柱とした、生前対策を含めた相続。
プログラムは、中小企業庁より発表の事業承継ガイドラインで示された企業経営者が置かれている状況分析から始まり、準備しないと起きること(相続編、認知症編)、成年後見制度のリアル、信託の有効性と進められ、2時間に及ぶ内容を専門用語を使わずに分かりやすく、また楽しく進められ、高評を得ていた。
なお、本講座については、本号の連載において研修の中で話された一部を解説しているほか、中小企業基盤整備機構のホームページ上でアーカイブ配信も紹介されている。

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