一般社団法人NN構想の会
9月8日と9日にオンラインで、「第22回NN構想の会 全国大会」が開催された。主催は一般社団法人NN構想の会(NN構想の会事務局)。
本年のテーマは、「ハイブリッド思考でチームワークの次元を変える~シナジー効果を意識しよう」。今日的な状況下で、職業会計人の「社会的インフラ」としての使命を自覚することが一層大切な時代となったこと、一人ひとりの知恵とネットワークの力を信じ、どんな社会貢献ができるのかをじっくり考え、行動できる機会となるようにしていきたいという思いが込められている。
開会の挨拶(あいさつ)では、一般社団法人NN構想の会の代表理事で、アイジータックス税理士法人代表社員の岩永經世氏(写真右)が講演を行った。続いて基調講演では、「中小企業におけるSDGs経営と新たな企業価値創出について」をテーマに、アズコネクト社会保険労務士事務所代表、アズコネクト株式会社代表取締役、一般社団法人SDGs推進士業協会理事の山本哲史氏(写真左)が講演を行った。
基調講演終了後、パネルディスカッションや分科会が行われた。
パネルディスカッションは「SDGsと未来会計の親和性」「すべての企業人にとって、持続可能性(SDGs)は使命である」という2つのテーマで行われ、登壇者が意見交換をした。
分科会では、「事務所が成長し続けるためのハイブリッド戦略」「会計事務所の収益を更に拡大するハイブリッドスキームのご紹介」「老舗企業のM&A 悲喜こもごもから学ぶ」「経営デザインシートを活用した金融機関との協業による三者共通価値の実現」「会計事務所が目指す伴走型支援の組織的推進」「エステートプランとリタイヤメントプランは同時に進行する!?」「電帳法からはじめる伴走型会計事務所に必要なデジタル活用を強力に支援する『経理DX』のご紹介」「資産・負債は経営指導の宝庫! 貸借対照表の主要勘定に着目した経営指導法」というテーマに分かれて講演などが行われた。