一般社団法人採用定着支援協会 代表理事 島谷圭司

一般社団法人採用定着支援協会(大阪府大阪市)は、中小企業の人材採用や社員の定着に関する課題解決を通じて、その人手不足解消と成長に貢献することを目的に掲げる組織である。多くの業界で人材不足が叫ばれる昨今、特に中小企業の採用定着支援は極めて大きな意義を持つ。そこで同協会は、設立当初から中小企業との関わりが深い士業とのアライアンスを積極的に進め、200以上の社労士事務所や会計事務所が参加している。同協会の代表理事である島谷圭司氏は、採用領域においてさまざまな実務経験を積んだ、採用定着のプロフェッショナルであり、その知見を学ぶことは会計事務所の新たなビジネスにつながる武器にもなり得る。本稿では島谷氏に、同協会の採用定着支援の取り組みや実践のポイント、参加事務所の成功事例などについてお話を伺った。(写真 石川 純)

中小企業の人材採用・定着力の向上に貢献

―― 本日は、一般社団法人採用定着支援協会の代表理事を務める島谷圭司氏にお話を伺います。
はじめに、採用定着支援協会とはどのような組織かについて教えていただけますか。

島谷 採用定着支援協会は、私がこれまでに取り組んできた採用定着支援のノウハウを、士業の先生方に広めるために設立した一般社団法人です。今年で4期目を迎えました。

―― どのような士業の方が多く参加されているのでしょうか。

島谷 この3年間は、主に社会保険労務士事務所の先生方をメインターゲットに据えてきました。現在、約200の社労士事務所が参加されています。
もちろん、税理士の先生もいらっしゃいます。今年に入ってから、会計事務所の先生方にもリーチできてきたようで、現時点で約15事務所が参加されています。
会計事務所の繁忙期を終えた3月後半以降には、約100事務所から当協会が主催するフロントセミナーへの予約が入っています。

島谷圭司(しまたに・けいじ)
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島谷圭司(しまたに・けいじ)
一般社団法人採用定着支援協会代表理事。ARIグループ代表。大阪府出身。大学卒業後、船井総合研究所、リクルートグループ、人材派遣会社で採用に関する実務経験を積み、平成30年に独立開業。翌年、一般社団法人採用定着支援協会を設立し、代表理事に就任。

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